The oice of mission

Global News Letter

(2013年9月4日更新)

ハレルヤ!
異常気候が続いた日本列島ですが、いかがお過ごしでしょうか。 猛暑日(気温35度以上)が半月以上つづいた地域も、少なくありません。その暑さの中で、部分的集中豪雨による被害が各地で出ました。一方では、雨不足で飲料水用ダムが渇水状態にあるとも聞いています。気象上の解説はいろいろ説明されていますが、人は手を出せず無力です。

中東エジプト情勢は非常に緊迫度を増し、市民戦争による同国人同士の衝突により1千人近い犠牲者が出ています。そして沈静化の兆しさえ見えず、先行き不透明です。エジプト政府系紙アル・アハラム(電子版)によれば、暫定政府の「憲法改正委員会」は、8月21日新憲法草案をマンスール暫定大統領に提出しました。これは、モルシ前大統領解任後の政治体制を固めるものです。

特徴は、宗教政党(イスラム教)を禁止する条項が盛り込まれたことです。今後、新憲法法案は各界代表50人からなる委員会での議論を経て、10月下旬に最終案が確定し、国民投票にかけられます。そして承認されれば、新憲法に基づく議会選と大統領選が、来年前半に行われることになります。もし、この新憲法が通過すれば、モルシ政権与党(イスラム同胞団)は非合法化されることになります。つまりイスラム教世俗派と、シャリア(イスラム法規)を重んじるムスリムとの全面衝突となります。

一方、ロンドンを拠点とする「シリア人権監視団」の発表によれば、シリア政府側が毒ガス兵器による攻撃を行い、213人が死亡しました(国営通信は否定、8/26現在)。この事件はシリアの首都ダマスカス近郊で起こり、通常兵器による犠牲者も合わせると1,300人が死亡したとされています。初代教会時代の舞台のひとつとなった国で、人間はキリストの福音から遠ざかり憎悪心から、殺し合う悲惨な現実を見ます。天父神はどれほど心を痛めておられることでしょうか。

世界のグローバル化と混沌性は、世界情勢を読む上でますます難しくさせています。しかし、神の書である聖書はこのような事態を啓示していることを知らなければなりません。人力で世界の流れを変えることは不可能です。私たちは、置かれた地(遣わされた地)で、主に忠実にお仕えしたいものです。 今月も、ここに世界の情報を提供します。どうぞ、覚えてお祈りください。 主の祝福がありますように!

●ラマダン(断食月)

7月9日から8月7日まで、ムスリム世界では断食月に入りました。今年も世界各地において、ムスリムは夜明けから日没まで一切の飲食を断つ断食に入りました。米国のある調査機関によれば世界39カ国において、ラマダン期間中に断食に入った信者はなんと93%に達したそうです。イスラム教では断食は信仰生活の5本柱のひとつで、非常に重要な要素になっています。それにアラーの神への「信仰告白」は、97%が守っているそうです。次いで77%が「施し」を実践し、63%が「日々の祈り」を守り、9%が「メッカ巡礼」を行っているといわれています。

イスラム信仰を強調するイスラム教社会では、シャリア(イスラム法規)を守ることが当然とされています。欧州ではキリスト教会からの脱退者数の増加と、教会の弱体化が目立ってきましたが、もう一方ではイスラム教はますます力が強くなってきました。民主主義社会で信仰の自由が保障されている世界では、今年もムスリムたちは正々堂々と断食に入りました。そのイスラム勢力台頭の現実の中、キリスト教徒はどうすれば共存できるかが大きな課題となってきました。

今年も宣教団体「ユース・ウイズ・ア・ミッション」は、全世界のクリスチャンたちにラマダン期間中(30日間)に「執り成しの祈り」をアピールしました。彼らは過去20年間、ムスリムへの祈りをささげ続けてきました。20年前のムスリム人口は11億人ほどでしたが、今やその2倍に増え、これから20年後には地球人口の1/4を占めるようになると予想されています。しかし少数ではありますが、中東イスラム社会ではインターネットや衛星放送を通して、イエス・キリストを信じるムスリムが生まれています。どうぞ世界のムスリムが真理に開眼し、イエス・キリスト信じることができるようお祈りください。

●イタリア

人口約6千万人のうちカトリック教徒が80%を占めるイタリアで、少数派のプロテスタント教会は闘いの中に置かれています。チューリンの福音自由教会牧師アルベルト・ロムシ師は、昨年秋以来、役所がプロテスタント教会への締め付けのきびしさを増しているといっています。ロンバルデイ州だけで24ほどのプロテスタント教会堂が、閉鎖を余儀なくされました。現在、近隣の教会も合わせて40教会が会堂を求め、物件を探しているとのことです。役所は法律規制をしき、カトリック教会でない団体(教会)は、会員数が500人以上いなければ、活動認可を与えないようにしました。大多数のプロテスタント教会(福音派)は、それだけの会員数がありませんので、困難に直面しています。ちなみにイスラム教は2.5%で、各モスクがかかえる会員数は十分条件を満たしているようです。どうぞお祈りください。

●パキスタン

国際人権委員会とキリスト教雑誌イデア誌は、パキスタン人クリスチャンのサジャード・マシー・ジル兄弟(28歳)を、「8月の囚われ人」に選びました。彼は7月13日、イスラム教冒涜罪として終身刑の判決を受けました。彼はセブンスデ―・アドベンテストの会員です。裁判所は、彼は携帯メールでイスラム教を批判し冒涜する内容メールを送信したとし、彼の携帯メールは没収されました。このため、世界人権委員会が立ち上がり、世界のクリスチャンに祈りの要請をしています。人口1億7千4百万人の内、95%がムスリムです。キリスト教徒は2%と言われます。どうぞ、お祈りください。

●ドイツの青年伝道

今日のドイツでは、30代の人が20代の年代層の心をつかむことが難しいと言われます。それほど世界は速く動いているからです。変化に対応することが難しい社会となってきました。それはインターネットの発展に伴い、携帯電話やスマートホンによる社会変化です。過激なロック音楽とスマホ、時流に憧れの心を抱く若者が、今日本の仏教座禅に安らぎを求め走っています。現在、この人たちを対象とする「ベルリン若者教会」が誕生し、アレキサンダー・ガルト牧師が熱心に伝道しています。国が違っても、若者たちは何かを求めていることは、確かです。この現象は日本でも言えることかと思います。どうぞ、青年たちのためにお祈りください。

●バチカン

カトリック神学者であるガブリエル・アモルト師は、1986年悪魔払いの認定を受けたカトリック聖職者であります。今や、オカルトから始まるさまざまな悪魔に関する現象は、無視できない状態となっています。欧州のカトリック教会では、心霊現象、オカルト現象、悪魔支配、魔術などが入り込み、たいへんな状態をかかえる教会があります。統計上では、1千4百万人のイタリア人がトランプ占い、予言占いに夢中になっていると言われます。そして15人から20人ほどの小グループが、少なくても800以上はあります。

カトリック教会では悪霊払いの資格を持つ神父がいますが、ガブリエル・アモルト師もその一人です。彼はすでに100人以上の悪魔支配を受けた人との闘いを、経験してきたそうです。かつて悪霊に支配され解放された人が言うには、「悪霊との関係は、長ければ長いほどその根が深い。」と言います。オカルト現象はサタンの世界に入る入口です。悪魔との闘いは、今世界各地に存在し決して軽視はできない霊の闘いです。

●ギリシャ

キリストの福音が早くから届けられ、新約聖書に何度も登場するギリシャで新約聖書配布運動が行われたことは、前にもお知らせしました。7月27日、ギリシャ北部の町ネア・イラクリスタにおいて、57人の聖書配布協力者が警察に捕らえられました。その背後には、聖書配布運動に反対しているギリシャ正教会があります。この配布運動を推進してきたステーブ・ダットン代表(米国シカゴ・ウイ―トン)によれば、聖書を保持している人々は焼却するよう強制されているそうです。この配布運動には世界25カ国から、400人以上のボランティア協力者が参加しました。新約聖書はギリシャ語で書かれたにもかかわらず、今のギリシャでは聖書を持っている人は多くはありません。彼らがもっている聖書は古典ギリシャ語で、現代ギリシャ語でない場合が多く、理解できない部分もあるようです。人口1千130万人の人口の内、92%がギリシャ正教会員です、ムスリムは5.8%です。どうぞお祈りください。

Produced by PLU-S