The oice of mission

世界のニュース

(2017年11月5日更新)

「この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされそれから、
 終わりの日が来ます。」     マタイ・24:14

●南米ペルー

国民の7,5%が栄養失調で4人に1人が貧困に苦しんでいるペルーにおいて、このほどキリスト教施設「ディオス・スヤナ病院」が10周年記念祝典を迎えました。この病院は2002年、ドイツ人医師マルチ―ナ、クラウス・ディーター、ヨーン医師夫妻によってドイツで医療宣教団体が設立され、10年前にペルーで医療伝道を目的とした病院が建てられました。働きの全ては自由献金によって支えられ、じつに多くの働きをしてきました。

10周年記念式典には、ペルーのペドロ・パブロ・クチンスキ大統領はじめ、3人の大臣が参加し盛大でした。1時間の式典は国営テレビで中継され、全国民が見ることができました。ヨーン院長は約250名の参列者を前に、10年間の険しい道のりを振り返り主に感謝を捧げました。信仰によって始まった医療伝道は、これまで約10万人の協賛者から約2,500万円の自由献金が捧げられました。病院があるクラフア市は人口約75万人、大多数はクエチュア・インディアナ人です。病院が開設される以前は、医療設備は皆無でした。当初の病院はベット数は55床で、手術室、集中治療室、検査室、レントゲン室でした。現在は45床増加し、さらに手術室がもう一つ増え、約200人のペルー人と50人の外国人スタッフが働いています。

そして2010年には、歯科と眼科が開設されました。2012年にはチルドレン・ハウス(施設)ができ、その2年後には学校も建て上げられました。さらに2016年には、2つのラジオ放送局と1つのテレビ局が新設され働きは前進しています。どうぞ働きのためお祈りください。

●ドイツ

今夏、南ドイツ・バイロイトで開催されたシンチ族の年次大会に、約200人のシンチ族のバプテスト信者が集いました。大会のハイライトは18人の新しい魂が、水のバプテスマを受けたことでした。参加者はシンチ族が属している6教会からで、バプテスマ式はバイロイトの湖で行われ、米国人宣教師ジム・ホワイト師によって司式されました。

シンチ・ロマ族は独自の歴史を持ち、バプテスト派ですがドイツバプテスト派教会に属さず、自分たちの団体を作っています。かつて彼らの先祖約50万人(推測)が、ナチス・ドイツの手によって殺害されました。昔は定住生活する人はなく、馬車で各地を移動し独自の共同体を築いていました。ナチス時代はユダヤ人と同じように、ホロコーストを体験した悲しい民族です。そのような歴史的背景から、彼らは自分たちの教会(バプテスト・ブラザレン派)を持っています。現在、彼らはドイツ政府の手厚い保護を受け、ある者は骨董品業を営み、他の者は自由業に携わり定住者もいます。しかし多くは都会生活を好まず、自分たちの文化を保持しつつ地方で自由生活をしています。今の時代は、大多数は馬車でなくキャンピングカーで、各地を自由に移動しています。またまた警察の保護監視下にも置かれ、今年は彼らの間で犯罪事件は発生しておりません。

ホワイト宣教師は彼らに、キリストの福音を語り伝える貴重な器です。ドイツだけで約25万人のシンチ・ロマ族の人々がいると言われてます。この働きのためにお祈りください。

●アフリカ・コンゴ

電気自動車は、日本、英国、ドイツ等では次自動車産業界で主流になると言わます。世界はガソリンやジーゼル燃料の代用品として注目していますが、問題は電気自動車で使用するバッテリーです。バッテリーにはコバルト(鉄族の金属元素)が必要です。世界で取れるコバルトの約50~60%は、市民戦争で貧国となったコンゴです。コンゴでは4歳の子どもが素手で、チョコレート色線のコバルト岩石を発掘し働いています。しかしコバルトからは毒性の赤い放射性粉塵が出て、皮膚、目、肺に入ると健康を害し非常に危険です。

英国政府は2040年には、ガソリン車とジーゼル車から電気自動車に切り替えるよう決定しました。世界が沈黙する中、小さな子どもが奴隷のように働く現実があることを忘れてはなりません。これは国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」も訴えています。どうぞ、お祈りください。

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