The oice of mission

世界のニュース

(2017年9月2日更新)

「この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされそれから、
 終わりの日が来ます。」     マタイ・24:14

●イラク

ISとの激しい戦闘が繰り返されたモスル(旧ニネベ)は、イラク政府軍によって奪還されました。イラク・カトリック教会総司教は、避難民に帰還するよう呼びかけています。人口約200万人のモスルは、戦争の傷跡を深く残しました。政府軍はイラク国旗をチグリス川周辺と、モスル旧市街にかかげ勝利宣言を出しました。解放の歓喜に満ちた国民と兵士たちは、踊り上がり喜びを分かち合いました。

シリア・カトリック教会大司教ヨンナ・ペテロス・モーへ師も、「これはイラクの将来に大きな第一歩である。」と語りました。明報を受けた避難民たちは徐々に、モスルへ帰宅し始めつつあります。中には北部カラコシュ難民収容施設に入っていた、キリスト教徒もいます。廃墟となった国を復興させるには、他国からの支援は必須です。イラクは人口約3,600万人、その96%がムスリムです。2003年、キリスト教徒数は約160万人でしたが、現在は約20万人です。どうぞ、お祈りください。

●エリトリア

東アフリカに位置するエリトリアは、周りはエチオピア、ソマリア、イエーメン、サウジアラビア、スーダンに囲まれた人口約600万人の小国です。マルクス主義政権下で迫害が続いています。英国の宣教団体「リリース・インターナショナル」(ポール・ロビンソン代表)によれば、このほど公安当局は177人の大人と20人も子どもを逮捕しました。彼らは密かに祈祷会に集まり、集会を開いていました。公安は家々を軒並みに調べて、摘発行為を行いました。

2002年以来、この国には信仰の自由はありません。政府公認のイスラム教、カトリック教、ルター派教会等は許されていますが、バプテスト教会、ペンテコステ教会等の福音派は許可されていません。したがって福音派クリスチャンの全ての集まりは違法行為であり、逮捕理由となります。ロビンソン代表は、「この国には多数の刑務所があり、宗教犯は何年も投獄されている。親から引き離された子どもは、無神論教育を施す施設に入れられている。」と言います。迫害度は日ごとに増加し、希望の光が見えない状態です。どうぞ祈り覚えてください。

●ドイツ

6月23日、ドイツの首都ベルリンで最大の反イスラエルデモが行われました。主催者「アルクーズ・ターゲス」の発表では、2、000人の参加でした。参加者は主にパレスチナ人とアラビア団体で、「イスラエルは三日ごとにパレスチナの子どもを殺害している。アパルトヘイト(人種隔離)をなくせ!」、とスローガンに書き,抗議運動を行いました。

アルクーズとはアラビア語で、エルサレムを意味します。1967年の六日戦争以来、イスラエルが東エルサレムを占領していることに抗議するもので、イラン革命のホメイニー師が、ラマダン後に呼びかけているものです。ドイツ保安当局は、この背後にシーア派過激組織ヒスボラが存在するとみています。

一方、ベルリンでは親イスラエル・デモも行われ、約500人の参加でした。社会民主党(SPD)、キリスト教民主同盟(CDU)、自由党(FDP)、「緑の党」、などの政党の他、ユダヤ人宣教団体、アンチセミティズムに反対する団体などが加わりました。そして「ヒスボラはユダヤ人の家に禁止!」とスローガンを掲げ、アンチセミティズムはイスラエルの存在権利を奪うものであると訴え、行進しました。CDU報道官ステファン・エバーズ氏は、「極端な過激主義はイスラエルの存在を脅かし、憎しみを募らせ、暴力の種を蒔くものである。それは社会を閉鎖させる抵抗である。」と語りました。混迷するドイツ社会のため、お祈りください。

●エジプト

エジプト各地でテロ事件が起こっていますが、5月26日にはミンヤでコプト派信徒が乗ったバスとトラックが、「アラーは偉大なり」と叫ぶISによって襲撃されました。29名のコプト派信徒が殺害されました。生存者の一人サミア・アデイール氏(56歳)は、夫、二人の息子、二人の甥を失いました。彼らは礼拝に向かう途中、テロ事件に巻き込まれた犠牲者でした。お祈りください。

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